皆さんこんにちは!
現在、日本人口(1億2千万)の約4分の1が65歳以上の高齢者となり、
2025年には3,657万人、2042年にはピークを迎え3,878万人と予測されています。
世帯主が65歳以上の単独世帯や夫婦のみの世帯が増加していくなかで、
国民の60%以上が自宅での療養を望んでいます。
自宅での療養を送るには、介護者の支援が必要となります。
そこで今回は、
「介助する際に腰を痛めないための正しい方法」
について説明します。
これを正しく実践して、腰への負担を減らし、腰痛や怪我を予防していきましょう。
どうやって腰の負担を減らすの?
☆腰を守るために必要な7つのポイント
1. 正しい姿勢を意識する
・背中をまっすぐに保つ: 背中を曲げたり丸めたりしないように注意してください。
腰を反らせるのもよくありません。
・目線を前に: 顔を下に向けず、目線はまっすぐ前を向きましょう。
2. 足を使う
・膝を曲げる: 腰ではなく膝を曲げてください。
しゃがむような動作で足の力を使います。
・腰を落とす: お尻を後ろに突き出すように腰を落とし、重心を低くします。
3. 体を近づけて支える
・相手の体に自分を近づける: 介助時には、自分の体を相手に近づけます。
腕を伸ばした状態で持ち上げると腰に大きな負担がかかります。
4. 持ち上げ方
・ゆっくり持ち上げる: 急に持ち上げると筋肉や関節に負担がかかります。
急な動作は相手の不安につながることもあるので、ゆっくりとした動作で持ち上げてください。
・足の力を利用: 体全体ではなく、主に足の筋肉を使って持ち上げるように意識しましょう。
5. ねじらない
・体をひねらない: 介助時に相手を持ち上げた状態で体をひねると腰に大きな負担がかかります。
方向を変える場合は、足ごと体の向きを変えるようにしてください。
6. 下ろすときも同様に
・相手を下ろす際も、持ち上げた時と同じ手順で膝を曲げてゆっくり下ろします。
7. サポートアイテムの活用
・腰サポーター:腰をサポートするベルトを利用すると、負担を軽減できます。
おススメの腰サポーター紹介↓
https://sakura-care.co.jp/column/recommended-waist-guard-belt/
これらを意識することで、腰痛や怪我のリスクを大幅に減らすことができます。
正しい動作を習慣づけることで、腰を守り、
介護を受ける側・する側の両方が安心して生活を送れるようにしていきましょう!