年齢を重ねるにつれて、歩行時のバランスや筋力に不安を感じることがあります。
そんな時に心強いサポートとなるのが「杖」です。
自分に合った杖を選ぶことで、安心して外出できるようになり、生活の質を保つことができます。
ここでは、高齢者が杖を選ぶ際のポイントをご紹介いたします!
杖にはいくつかの種類があります✨それぞれの特徴を理解して、目的に合ったものを選びましょう(^^)
一本杖(T字杖)
一般的なタイプで、軽くて扱いやすく、バランスの補助に適しています。
多点杖(四点杖など)
足元が複数の点で接地するタイプで、安定感が高く、バランスを崩しやすい方におすすめです。
ロフストランドクラッチ
腕を通すリングが付いたタイプで、腕の力も使って支えることができるため、リハビリ時などに使用されます。
杖の長さは、歩きやすさや安全性に大きく関わります。
正しい長さの目安は、腕を自然に下ろしたときに、杖の持ち手が手首の高さにくることです。
最近では、長さを調整できる伸縮タイプの杖が多く販売されており、体格に合わせやすくなっています。
長すぎても短すぎても体に合わなければ正しい姿勢が取れず、逆に悪作用が働いてしまう事さえあります。
身長÷2+3cmが杖選びの参考値となります。
※靴をはいた身長で計算してください。
体格など個人差があるため、実際に歩いてみて使いやすい杖の長さをお選びください。
腕をリラックスした状態に垂らし真っ直ぐに立ちます。 杖の先を同側の足先の前方20cm前におき、肘は30〜40度屈曲した位置が良いと言われています。
杖は単なる歩行補助具ではなく、日々の暮らしを支える大切なパートナーです。
自分の体力や生活スタイルに合った杖を選ぶことで、より安全に、より自信を持って歩くことができます。
購入の際は、是非サクラケアへご来店していただき相談したり、実際に試してみてください。